“チべット映画の先駆者”ペマ・ツェテン初の劇場公開作に 『羊飼いと風船』2021年1月公開決定
ペマ・ツェテン監督最新作『気球(原題)』が、『羊飼いと風船』の邦題で2021年1月22日に公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。 【動画】予告編 本作は、アッバス・キアロスタミ、ウォン・カーウァイがその才能に惚れ込み高く評価し、第20回東京フィルメックスでは審査員満場一致で3度目の最優秀作品賞に輝いた、“チベット映画の先駆者”ペマツェテン監督の劇場初公開となる最新作。 神秘の地・チベットの大草原。牧畜をしながら暮らす、祖父、若夫婦、3人の息子の三世代の家族。昔ながらの素朴で穏やかな生活をしていたが、近代化によって受け継がれてきた伝統や価値観は少しづつ変わり始めていた。そんなある日、子どもたちのあるいたずらによって、家族の間にさざ波が起き始める。信仰との向き合い方、牧畜民として生きる厳しさ、伝統的な役割を強いられてきた女性たちの選択ーーそれぞれの思いは交錯し、チベットの空に浮遊していく。
羊文学「銀河鉄道の夜」、NITRODAY「人にやさしく」、長谷川白紙「光のロック」…若手アーティストが歌い継ぐ名曲
020年、自身の生まれる前もしくは幼年期/思春期に親しんだであろうロックバンドの名曲をカバーする若手ミュージシャンが相次いだ。これまで培ってきたスキルとセンスを存分に奮い、ライブシーンを中心に根強く愛されてきた日本語ロックのアンセムに挑んでいる。 羊文学【写真】 羊文学はGOING STEADYの「銀河鉄道の夜」(2001年)をカバーし、10月7日に配信。作詞作曲を務めた峯田和伸はGOING STEADY解散後に結成した銀杏BOYZでも様々なアレンジでセルフリメイクしており、色褪せない名曲であり続けている。 分厚い轟音の中、センチメンタルなメロディが押し寄せてくる原曲を羊文学はほとんどのパートを3ピースの演奏で再構築。個々の楽器の音が際立つサウンドはさっぱりとした仕上がりだ。全編に渡って独自に施されたコーラスは楽曲に奥行きを持たせ、どこか幻想的なイメージを広げている。
白石麻衣、乃木坂46の歴史を体現する“踊ってみた”動画を公開 「Route 246」衣装も初披露
乃木坂46の白石麻衣が10月24日、自身のYouTubeチャンネルで「【これで見納め】厳選74着!乃木坂衣装でガールズルール【本人が踊ってみた】#10」と題した動画を投稿した。 【写真】衣装は計74着 サービス精神満点で”踊ってみた”を披露した白石麻衣 今月28日にオンラインライブでの卒業コンサートを控える白石。動画タイトルには“これで見納め”記載してあるが、冒頭では「今回はいつもの動画と雰囲気が違うと思うんですけど、なんと乃木坂の衣装を着れるだけ着て、『ガールズルール』をフルサイズで踊ってみようと思いま~す」と趣旨を説明した。 「ガールズルール」といえば2013年にリリースされた乃木坂46の6枚目シングル表題曲で、白石が初めてセンターを任された楽曲でもある。ライブの定番曲ともいえるナンバーで、イントロのギターが鳴らされた後は、白石の“客席の煽り”も楽しむことが出来る。白石が卒業した後、どのメンバーが「ガールズルール」のセンターを務めるのかというのも注目に値する。
三ツ矢雄二の新録ナレーションも 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』4Kニューマスター版予告編
12月4日より公開される映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』トリロジー 4Kニューマスター版の予告編とポスタービジュアルが公開された。 場面写真 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、1985年に1作目が公開され、全世界で爆発的大ヒットを記録。1989年のPART2、1990年のPART3の続編も大ヒットとなり、1980年代を代表する作品となった。 公開35周年を記念して上映される本バージョンは、最新4Kニューマスター化されたもの。日本語吹替版は、『日曜洋画劇場』(テレビ朝日系)でかつて放送された、三ツ矢雄二がマーティ役、穂積隆信がドク役を務めたバージョンとなる。なお、本バージョンの劇場公開は今回が初となる。 公開されたポスタービジュアルでは、3部作それぞれのメインビジュアルとともに、「目標時間セット。次元転移装置作動よし。エンジン順調、いくぞ!」とコピーが添えられている。
ゆず、総視聴数80万越えのオンラインツアーを華々しく完走
ゆずが10月25日、自身初のオンラインツアー<YUZU ONLINE TOUR 2020 AGAIN>のファイナル公演となるDAY5「未来図」を神奈川・横浜文化体育館にて開催した。 【全ての写真】YUZU ONLINE TOUR 2020 AGAIN DAY5:未来図 in 横浜文化体育館ライブ写真 同ツアーは毎週日曜日の21時に、会場とライブテーマ、セットリストを変えながら開催されてきた全5公演の有料配信ライブ。各ライブ会場はゆずに縁のある”横浜エリア”から選ばれ、初日公演は今年9月に閉館した横浜文化体育館、DAY2はゆずの母校・岡村中学校、DAY3は自身がこけら落としを務めたぴあアリーナMM、DAY4は神奈川県民ホールで実施。最終DAY5の会場は、ツアータイトルの”AGAIN”に掛けて、初日公演の舞台だった横浜文化体育館に再び帰還するかたちとなった。 「最後に歌わせて。」という意味深なキャッチコピーが付けられたDAY5「未来図」だが、それはこれまでゆずが数々のライブを開催し、既に閉館されている同会場に向けられていたメッセージ。この公演をもって、正真正銘の横浜文化体育館“ラストステージ”となった。
佐野元春 & THE COYOTE BAND、新ツアー「SAVE IT FOR A SUNNY DAY」12月より開催決定
佐野元春 & THE COYOTE BANDの新ツアー「SAVE IT FOR A SUNNY DAY」が12月より開催されることが決定した。 今年で40周年を迎えた佐野元春。マンスリーでの映像コンテンツ配信、TV、ラジオ、新聞、インターネットなど主要メディアでのアピアランス、そして、ベスト盤2タイトルのヒットと、充実の活動を展開している。 今年4 月にリリース、NHK番組『SONGS』で披露し話題を呼んだ楽曲「エンタテイメント!」に続き、10月26日には、新曲「合言葉 - Save It for a Sunny Day」をリリース。コロナ禍で疲弊する人々に安らぎと勇気をもたらすソウル・オリエンテッドなポップナンバーに注目が集まる。 その佐野元春がザ・コヨーテバンドと共に12月にホールコンサートを行う。東京、神奈川、京都、大阪、名古屋での全5公演。祝祭的なアニバーサリー・コンサートとは別に、この状況で表現しうる特別なライブにチャレンジする。